石見神楽部の新入部員として野球部3年生3名を迎え入れ、文化祭1日目の11月12日(火)に「大蛇」を上演。6頭の大蛇を出すことができ、期待どおり大暴れしました。体育館のステージ上では狭いので、下のフロアに降りて、須佐之男命と対決。大蛇にがんがん火を吹かれ、須佐之男命は少し弱った様子でしたが、お決まりの展開で最後は見事かっこよく須佐之男命は大蛇を退治しました。退治した大蛇の尾から剣を出してこの神楽は終わるのですが、この剣「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」といって天皇の皇位の証として引き継がれてきた三種の神器の一つです。2019年5月1日、第126代天皇に今上陛下が即位され、「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」で受け継がれたのは記憶に新しいですね。
ところで、石見神楽部は他の部活動と兼部している生徒が多く、部員14名が勢ぞろいというのは難しいのですが、学校行事の文化祭ということで全員が揃いました。このような、さわやかな面々です。よろしくお願いします。
文化祭2日目、11月13日(水)は「塵輪」を上演しました。神は3年西本君その使いに1年林君、白鬼は2年島崎君、赤鬼は2年川村君で舞いました。フリータイムで自由に行き来できる時間帯だったにも関わらず、多くの皆さんがじっくりと「塵輪」を御覧くださり、嬉しく感じました。ありがとうございました。また、12月21日(土)邇摩高フェアに向けて練習してまいりますので、ご声援のほどよろしくお願いします。