(公社)石見大田法人会の (有)ヒカリ衛環企業 山﨑寿典 様を講師に招き、租税教室を受講しました。私たちが住む日本は経済的には豊かと言われていますが、高齢化は進み自然災害も日常茶飯事のように起きています。高校生は「税=消費税」という狭い考えの中で生活している実態があると思います。本校のビジネス系列3年生ですら「税」について語ることは少ない現状です。
今回受講した生徒の内、選挙権を持っている生徒が数名いました。丁度、参議院選挙も行われますので、広く社会を知る良い機会となりました。
クイズ形式で講座が始まり、途中にグループ学習、最後にはグループによる発表も行われ、生徒一人ひとりが「日本の税金システム」について自分の考えを発言しました。
消費税、所得税、法人税、事業税、県民税、市町村民税、自動車税、固定資産税、軽自動車税、酒税、たばこ税、印紙税、入湯税・・・・・・約50種類もの税金があることを知ったり、日本の国家予算が101兆円で78兆円もの歳入が税金で賄われていることも学習しました。
自分なら税金の使い道(分野)はこうするというランキングをつけるグループワーク(5グループ)では、医療・福祉・教育などのジャンルが上位を占めました。今後、各自で税に関して学びを深めながら、国税庁主催の「税に関する高校生の作文」にエントリー、優秀作品に選ばれるようにチャレンジしていきます。
講師の山﨑様、石見大田税務署の山本課長様、大変お世話になりありがとうございました。