8月1日から4日まで、宮城県仙台市で開催された、全国高等学校総合文化祭文芸部門に参加してきました。参加したのは、昨年の島根県文芸コンクールの詩部門で優秀作1位となった萱堂桃香さんです。
仙台は最高気温が25度前後で、とても過ごしやすいところでした。開会式の後、部門(散文・詩・短歌・俳句・文芸部誌)ごとに分かれてバスに乗り、文学研修にでかけました。詩部門は、仙台文学館・仙台市博物館・仙台城址・瑞鳳殿・東北大学図書館へ行きました。文学館では島崎藤村の「若菜集」の初版本を見ることができ、感激しました。翌日は、部門別の分科会がありました。詩部門は、詩人の先生のご指導のもと、ワークショップを通して、「詩を書くことは本当の自分と向き合うこと」「言葉に対する感性を磨くこと」を学べました。最終日は、仙台在住の作家である熊谷達也先生のご講演がありました。作家として東日本大震災と如何に向き合っていったか、言葉のちからとは何か、などといったとても興味深いものでした。たくさんの刺激を受け、充実した大会でした。